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2011年11月15日

4年と11ヶ月目を迎えたウナギの水槽飼育

何とか、危機的な状況を脱して、安定しているものの、絶食状態が続いています。
何度か乾燥アミを入れてみたのですが、反応はありません。
幼魚用に購入した、冷凍シュリンプを入れて見ました。
少し活発に動いたので、これはいけると思ったのですが、素通りしました。
もはやマリアナに旅立つ体力も残っていないでしょうね。
また、今さら、川に戻されても、ウナギ自身が面喰ってしまうでしょうね。
どうしたものか?



三匹の深海ヤドカリ

水深200mから300mで海洋調査をしたときに、いくつかヤドカリが入ってきました。
一つは、スポンジを住処としていました。
隠れるときは、ハサミを上手に使って蓋をします。



これは、大きな貝殻に入っていたヤドカリです。
エアレーションにまたがっていたら、貝殻の中に空気が入り
ひっくり返ってしまいました。
あわてたヤドカリは、必死に体勢を立て直そうとしますが
宿と体のバランスが合わず、四苦八苦していました。
かわいそうなので、普通の状態に戻してあげました。


もう一匹も巻貝の中に入っていたヤドカリです。
普通に生活しています。
深海における生活環境は、水槽とは明らかに異なるはずなのですが、
今のところ普通に生きています。
甲殻類は、水圧変化や水温変化にかなりの順応性を持っているようです。

タコノマクラを水槽で飼育

タコノマクラの水槽飼育は、これで二回目なのですが、
餌が良くわかりません。
少し時間がたつと場所が移動しています。
まだ生きているようです。



あんまり動かないので、死んでいるのかと思うとそうでもなく
全体からにょきにょき出てくる沢山の触手を観察することができます。
蛸は飼ったことがあるが、枕は必要なさそうでした。

ホオズキチョウチンってなに?

妙な貝殻なので、持ちかえってみたら
腕足類の仲間で、ホウズキチョウチンが近い感じです。
生きているやら、死んでいるやら。
少なくとも片方は、中身がないからただの貝殻のようです。

キュウセンは生きているだろうか?

一月ほど前に連れてきたベラ(キュウセン)であったが、
砂に潜ったきり、一向に姿を現そうとしません。
砂の中で白骨化しているのではと思い、
かき回してみると
勢いよく出てきて、素早く砂に隠れました。
右上に見えている赤紫色の部分がキュウセンの尻尾です。
しかしひと月近く、砂の中に居て、良く死なないものだ。