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2011年4月24日

暑くなる前に、水槽の大掃除:しかし、結果は。。。。。。

なかなか春が来ないと思っていましたが
さすがに、5月が近づけば
気温も上がってきます。

最近、魚が体を石に擦りつける行動を始めました。
これは、白点病の前触れです。
案の定、体表面に白粒粒が
このままでは、全滅が必至なので、思い切って
水槽を全面的にクリーニングする事にしました。
冬場は、ほとんど何もしていなかったので
水槽に敷いた砂利の中にさぞかし
病原菌と腐敗物が溜まっていることでしょう。
水槽底の砂や置物をすべて取りだしました。

水槽底の砂利を取り出した後は、フィルターを回しておきました。

大量の微生物と過剰の有機物を洗い流す目的で、熱湯消毒をしました。
これは、水槽から取り出した砂利に鍋で沸かしたお湯をかけて
高温状態を保ちます。
冷えた頃にかきまぜると写真のようにドロドロの水になります。

この白濁水がある程度消えるまで、すすぎます。
これで、砂利は清潔なフィルターとして蘇ります。
洗っているときに、有機物の分解に一役買ってくれていた
ゴカイやヨコエビが茹であがって出てきます。

水槽の海水を取り除き、人工海水をいれ、洗浄の終わった砂利を水槽に戻します。
その後、フィルターの洗浄を行います。
外付けフィルターも熱湯消毒しようかとも考えたのですが
バクテリアがすべていなくなると
アンモニアや亜硝酸の分解ができなくなるので
外付けフィルターは、水洗いだけで済ませました。
しかし、この選択は、大間違いだったようで
大掃除の終わった水槽は、翌日白点病に見舞われました。
フィルターに残っていた病原体が消毒されることなく無菌状態の水槽に戻ることになります。
水槽には、病原体の餌となる物質がないので、魚にとりつくしかありません。
魚も急激な環境変化で、抵抗力がさがっています。
それで、水槽内は、一気に白点病の初期段階に突入しました。
あ~~~~~やっちまった!!!
全滅かな???
  
しかし、運よく白点病は、3日ほどで峠を越えました。
それ以降は、今のところ魚たちは大丈夫そうです。
しかし、白点病はライフサイクルがあるので、
現在は、症状が出ないだけかもしれません。
まだまだ予断を許さない状態なのかもしれません。
でも、水槽は、温かい時期の波止際を再現してくれています。

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