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2010年12月30日

冷凍オキアミに挑戦

あまりメジャーでない生物の飼育で一番困るのが餌の問題です。
生物が食べてくれればそれでいいというわけにはいきません。
水槽という閉鎖環境では、環境破壊をもたらさないことが重要になります。
過剰になった餌を誰かが処理してくれて、バクテリアの急激な繁殖を抑える必要があります。
地球環境の保全と同様に、完璧に近いエコシステムを構築できないと、水槽環境は壊滅的な打撃を受けます。
イイダコの場合、いろいろと試行錯誤を繰り返して、甲殻類が好物であることが理解できました。そして、体長に合った手ごろなサイズを与えないと、餌にならないことも。
しかし、天然の餌に頼ると大変になるので、人口餌への変更が望まれます。
小さいときは、冷凍赤虫でイイダコは満足してくれることがわかりました。
少し大きくなると、それでは量的になかなか難しくなります。
そこで、今度は冷凍オキアミを挑戦することにしました。
最初、乾燥クリル(オキアミの乾燥したもの、熱帯魚の餌として販売されている)を与えたのですが、まったく興味を示しませんでした。しかし、死んだ磯スジエビをイイダコは喜んで食べていたのです。つまり、ジューシーな食べ物なら、まだ望みがあるということなのでしょう。
まあ、失敗したら、つりのときにでも使えばよいと思い購入しました。
読みはあたりました.
イイダコは、しきりに冷凍オキアミを食べています。
正に手探りで,餌のありかを探し出しているようですが.
しかし、彼らはどうやって餌を見つけているか今もなぞです。
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