何気なく水槽を見ると、フィルターから突き出したパイプの中に妙な泡を発見しました。
おかしいな?と思って、よく見ると、泡ではなくシラスウナギが吸い込まれて死んでいる状態でした。そのパイプは、水槽液面の2cmほど上から水を落下させている穴です。おそらく、新天地を求めたウナギが、極小の滝である穴から落ちてくる水流を上ったのでしょう。
パイプ内に入ったウナギは、上体を横向きの流れに押し出され進みます。しかしながら、次のピンホールでは、逆に胴体が吸いつけられてしまいます。なかなか文章では表現しにくいですが、とにかく這い上がったものの、水流には勝てず、パイプ内で絶命していました。パイプエンドのキャップを取って、取り出そうとすると、もう一匹無残な残骸が現れました。このパイプ内逆走による死体は、二つとなりました。
最近は、夜な夜な”ぴちゃぴちゃ”という音がします。これは、水槽壁を這い上がろうとして、トライするウナギが志半ばにして落下するときの音であることがわかりました。脱走に向けたたゆまない努力を彼らは必死になってやっています。注意しないと、事故死が増えるだろうな。現在 古い水槽:5匹、新しい水槽:9匹 (ただしこれは推定数である)。
写真がその事故現場です。
百聞は、一見にしかず。
ご覧のような状態で、一匹は絶命してしまいました。
この写真のパイプエンドの上側に白い物体が見えると思います。
当初は、泡だと思っていたのですが、先客のようです。
この写真のように、二匹が古い水槽から消えてしまいました.
0 件のコメント:
コメントを投稿