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2010年12月31日

もうじき11ケ月

<img src="/submarine/timg/middle_1193086105.jpg" border="0">
昨年の暮に、シラスウナギが来てから11カ月がたとうとしています。16匹もらったシラスウナギのうち、現在は6匹が水槽にいます。残り10匹のうち9匹が脱走による事故死。一匹だけが病死という極めて丈夫な魚で、飼育にはほとんど手間がかかりません。養殖池と違って、非常に狭い閉鎖系である水槽では、大量に餌を与えるわけにいきません。そのため、水槽のウナギは、大きくても22cm程度です。養殖ウナギは、土用の丑の日めがけて300gまでに成長させるらしいから、結構強引な飼育だと思います。
 ウナギの水槽生活は、土管で時間を過ごすか、水槽の壁を忙しなく旋回遊泳するかのいずれかです。この水槽壁で行う旋回遊泳は、何度も何度の繰り返し、しかも比較的早く回るので、見ていいると苛立ちを覚えます。たとえていうなら、車輪の中を走り回るハツカネズミのような感じです。胸鰭も小さいため、表現力に乏しく単調なしぐさであり、これも観察心をそいでしまいます。
 結論から言うと、”つまらない”というのが現在の飼育感想です。これならば、まだ表現力豊かなクロダイのほうが見ていて楽しめます。シラスウナギからの変化はおもしろかったのですが、それ以降は、いまいちですね。

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