再度セットした水槽は,順調に水も出来てきて,見た目には問題なさそうである.
しかし,入れたはずの卵がどこにあるのかはまったくわからない.
今度セットした水槽は,一応砂を敷き詰めたから,卵やら石英の粒やら見分けが付かない.
さらに,前回の失敗に懲りて,極少量しか加えていないのも,発見を難しくしている要因である.
もう1つ,コップに入れておいた10粒ほどの卵も一応確認できる.
しかし,水槽内にカビらしきものが極少量発生している.
このままでは,腐ってしまうので,水槽に入れてしまうことにする.
既に,水が出来ているので,フィルターは止め,エアレーションだけしている.
そこに,コップの卵を加えると,エアレーションによる緩やかな水流の中を卵が浮遊している様をかろうじて確認できる.
きっと,浮力が中立から少し重いぐらいなのだろうと想像出来る.
たぶん,受精卵にはなっていないと思いつつも,
万が一,仔魚が二週間後に登場したら,
生命の偉大さに感動しつつも,あきれ返って,きっと大爆笑しているだろうな~~~~~~.
そんな風に,自分自身の姿を想像しつつ,ゆっくりと水流に沿って漂う小さな,小さな卵を眺めていると,なんともゆったりとした気分になれる.
もしそうなったら,海産クロレラとワムシの登場かな.
想像力だけが,かきたてられる.
かすかな期待を持ちつつ,エアレーションの小さな泡粒を目で追いかける.
まるで,夏休みの課題研究をやっている少年のようだ,とかみさんは呆れ顔.
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