巻貝の名前は、テラマチオキナエビスが正解のようだ。
卵のカプセル(卵嚢)内の粒粒は、白いものがトロコフォア幼生で、茶褐色で動き回るものは、ベリジャー幼生のようだ。
ベリジャー幼生は、既に巻貝の殻のような部分ができており、二つの葉っぱ状の透明な部分の縁にびっしり繊毛があり、しきりに動かしていた。さらに倍率をあげて観察すると、カタツムリのような脚や頭らしきものが見える。
しかし、高倍率の撮影機材がないので、映像を記録できない。
卵嚢内のベリジャー幼生の元気が、だんだんなくなってきているように見えたので、ピンセットで殻から取り外したのち、先端部をハサミで切り、ガラスコップ内に開放した。ベリジャー幼生は、コップ内を上下に泳ぎまわっている。
どの程度生き残るかは、未知数である。
なんとか稚貝に育たないものかと、期待している。
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