水槽に入れたオキナエビスの貝殻.卵がかえれば,さぞおもしろかろうと思っていただけだった.ところが,オキナエビスを調べてみるととてつもなく珍しい貝のようで,長者貝という名前すらある.深海領域に生息しているため,容易に観察や捕獲が出来ない.実際,生け捕りしたこの貝も水深323mに生息していた個体である.
そんな貝の卵と言うのは,とてつもなく貴重なのでは?
卵を背負った,深海の貝を生け捕りしてしまったと言うことは,とてつもなく稀有な事例なのではないかと,わくわくしている.今のところカプセル内で稚貝がうごめいているが,その後生存し続けるかどうかは微妙である.
全滅する前に,記録だけは残しておいたほうがよさそうだ.そう考えて,貝殻からカプセルをピンセットを使ってはがした.
左側は,カプセルから稚貝が抜け出ていった状態です.
動画で見ると,オレンジ色の粒が,微妙にカプセル内を動き回っているのがわかると思います.
この発見は,ノーマルなのか超稀有なケースなのか,だれかおしえて.
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