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2011年1月1日

海水の比重

帰宅して水槽に目をやると,普段なら決して水面から体を出さないイイダコが,全身の1/3も出していました.水槽の壁にへばりついた手も力なくだら~~~~んとしています.
異常事態?
二匹いる内のもう一匹は,普段通りなのですが,一匹は力なく壁にぶら下がっているというありさまです.
結構大きな個体だから,水質が悪化したのかもしれない.
実際,水槽内には,タコの排泄物が舞っていました.
さらに,週末に与えたアサリも消費しているので,水質悪化が異常事態を引き起こした有力です.
夜の11時を回っていたが,急遽水替えをする事にしました.
海水を比重計で計ったところ,1.023もあり,海水魚の許容範囲を大きく超えていました.イイダコを水槽に入れた当初は,1.019ですからかなり濃くなっている事になります.ここ数日,寒い日が続きエアコンやオイルヒーターで暖房していました.おそらく,室内の湿度は通常より低下し,水槽の水の蒸発を早めたものと思われます.
もっとも,我々人間は,室内に水槽があるから,基本的に加湿器なしで快適に過ごせるわけですが.塩分濃度の増加によって,浸透圧調整が許容範囲を超えたものと思われる.
25L用の人口海水で,30Lつくり,交換しました.
二匹とも,突然の変化に身をすくめていました.
一晩たって,一匹は通常状態ですが,もう一匹は昔の元気がありません.
更に,弱ったタコに,もう一匹がちょっかいを出します.
環境変化だけではなく,いじめも原因なのかもしれません.
60cm水槽に二匹(しかも今回は型がいい)は無理かもしれません.
さて,どうしたものか........

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