2週間ほど前から,しりびれと尾びれに血が回りだしたトラフグ.
水槽のバクテリア数が減少して,分解能力が低下したと判断して,
牡蠣床を熊本新港から採取してきて水槽に導入.
カニやら牡蠣やらを,鋭い歯でバリバリと食べるかと思いきや
一向に目もくれないトラフグ.
導入後,3~7日経過すると,岩牡蠣が死に始めた.
それによる水質の悪化が開始し,トラフグの鰭の充血がさらにひどくなる.
数日様子を見ているうちに,トラフグの食欲が低下.
鰭の充血もさらに進行し,一部出血が始まる.
水槽が限界と踏んで,全面的な清掃を決断.
水質悪化あるいは,外界から汚れた牡蠣床を導入したことによる細菌感染の可能性がある.
一旦,トラフグをバケツに移す.
牡蠣がらバーナクルを撤去し,水槽,砂利およびフィルターを熱湯消毒.
まっさらな状態から再スタート.
ところが,改善されるどころか,2日後,河豚が漂い始めた.
”だめじゃん!”と思い,水質を再度確認.
なんと比重が,とんでもなく高い値に!!
砂利に埋没した人口海水の基が,時間差で溶けて,高塩濃度をもたらしたのであろう.
海水を半分廃棄し,真水で薄め,比重を調整.
.........
しかし,高塩濃度による後遺症からはな,かなか復帰できない.
.......
さらに,水温は,この一週間で20度から25度に上昇.
高水温のためか,呼吸が荒いトラフグ.
時折,うつろなまなざしで,漂う (ぷわ~~~~,ぷわ~~~)
まだ★にはなっていないが......
予断を許さない状況が続く,
暴れん坊のトラフグは,復活できるのだろうか?
食欲不審
呼吸困難
トラフグにもえらむしという寄生虫がいて
ヒラメを死に至らしめた、寄生虫とほぼ同じものです。
もしかしたら、同じ原因かもしれません。
一方,水温の上昇に伴って,その他の魚達はいたって元気!!
常に空腹状態にあるようだ.
特にウナギの空腹状態は,度を越しているようだ.
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