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2011年1月1日

久々の釣行

久々に、竿をもって午後の3時くらいから天草に出かけました。


道すがら、木々の葉が色づいていることに気づき、

”もう冬じゃん!”と改めてびっくりしました。

それもそのはず、もはや師走。

釣りに出掛けると、季節の移ろいを実感できます。

年々、釣行回数は減る一方です。



てな訳で、季節を勘違いし、アミコマセをもって夜のアジ釣りに出かけたものの、

アジは、全くヒットしませんでした(冬ですから、あたりまえ)。

それどころか、サビキ仕掛けには、一匹も当たりがありませんでした。

仕方なく、サビキ仕掛けに、虫餌をちぎって付けて投入。

やっと、彼岸フグ、ギマ、小ガラカブがくっついてきました。

こんな魚でも、せっかく釣りに来て、竿になにもかからないよりはましです。

”全然だめじゃん!”

”水槽飼育を始めて、ボーズがないのが自慢”なので、作戦を変更し投げ釣りを始める。





やっと、来ました。

23cm近いガラカブです。

近頃は、ちびガラカブしかつれないので、久々のヒットでした。

餌を食べたあと、根に持って行ったようで、

あれやこれやして引きずり出し、一気に巻き上げて釣りあげました。

おそらく、口を開けて吊り上ってきたうようで、道糸かかる抵抗は相当なものでした。

おかげで、超大物のような竿のしなりと道糸へのテンション味わえました。





二匹目のどじょうを狙って、さらに投げ続けると、

10投目ぐらいで、根がかり状の引きになりました。

強引に、あれやこれややっていると、

じわーーーーーーっと、引き寄せることができます。

しかし、糸の先では、動き回っている様子もなく、ただただ重たいだけの感触が竿に伝わってきます。

捨てられて網でもひっかけて、回収しているかのような状態でした。

暗闇の海中で仕掛けが、やっと見えてきました。

やっぱり、ゴミのような物体が海面を漂っています。

マダコジャン!





帰宅して、まずは食事をし、後でゆっくりと観察および調理に取り掛かるつもりで、

魚とタコを別の部屋に置いておき、

リビングで日曜劇場”Jin 仁 (最近ハマっている)”を見ることにしました。

マダコも水面から出ようとしないのが、釣り場で分かっていたので

コマセバケツに入れ、軽く蓋して置いておきました。

”仁”に夢中になっていると、

廊下から、”ぷちゅ、ぷちゅ”という異音とともに

おじさんのような声が聞こえてきました。

誰もいないはずの夜の廊下から、不気味な声がするのです。

恐る恐る、見に行くと、

そこには、別の部屋から這い出てきたタコがいました。

そして何やら、”ブチブチ”、”ぶにゅぶにゅ”と音を発していました。

”げ~~~~~!びっくりさせるな!きしょくわる~~~~~~!”

まさに、パイレーツオブカリビアンのタコ船長状態でした。





食事もして、”仁”も堪能したから、調理に取り掛かりました。

インターネットを調べ、マダコのしめ方を学びます。

眉間に包丁を入れ、絶命させたあと、塩で揉んでぬめりを取ります。

水洗いし、塩と滑りを洗い流し、茹でダコにします。

初めてにしては、よくできました。

ちょっと塩を刷り込みすぎましたが、味はかなり濃厚でした。

”飼育”するというチョイスは、残念ながら水槽がないのでありませんでした。

そのうち、余裕があったら飼ってみたいものです(と言って釣れるものでもないですが)。

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