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2011年1月1日

タフなキジハタ (アコウ)

現在飼育中のキジハタは,半年近く水槽生活を送っています.


幾多の危機的環境変動にもめげず,立派に成長を続けます.

先日の釣行でも,さびきにキジハタがかかりましたが,しぶといという印象を持ちました.

基本的に,釣り上げた魚は,海水を張ったバケツに入れて,納竿まで放置します.

そのとき,比較的弱い魚から死んで行きます.

死ぬと一気にバケツの水が汚れ,全ての魚が死にます.

あるいは,バケツに移されたとたんに,恐怖のあまり脱糞する魚もたくさんいます.

この脱糞によって,バケツの水が汚れ,全ての魚が死んでしまうということになります.時々バケツの水を替えるのですが,やはり弱い魚から死んでいきます.

そんな中,前回の釣行では,バケツに入れられたキジハタだけがしぶとく生き残りました.しかし,爆釣だったため,バケツの中の酸素濃度はみるみる減少し,さすがのキジハタも最後には息絶えました.

大した生命力だと感心しています.

表面が比較的ぬるぬるしており鱗も小さい,こういった点はヒラメやカレイのような感じです.

体表面がぬるぬる系の魚は,私の経験から皮膚病にかかりにくい特徴を持っています.

これも水質悪化に耐える秘訣なのかもしれません.

適応温度範囲も大きく丈夫な魚だから,水槽飼育にはもってこいかもしれません.

比較的カラフルだし,鑑賞にもたえる存在です.

難点は,すぐ大きくなってしまうことでしょうか.

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