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2011年1月1日

ヒラメの寄生虫

ヒラメも大分落ち着いてきました。


各鰭の薄膜もきれいに修正されて一見健康体そのものに見えます。

しかしよく見ると、色々な所に小さな虫を見つけます。

ひとつは、一ミリ程度の虫で、なんとなくカブトガニみたいな外見をしています。

と言っても、相手は1mm以下ですから、ただの雰囲気ですがね。

今日、新たな寄生虫を見つけました。

ヒラメが大きなアクビをした時、口の中に赤いひらひらを見つけました。

先日食べたメバルの残骸かとも思いましたが、

なんとなく細長くてひらひらとしていました。

写真に撮りたいのですが、狙った時にアクビはしてくれないので、

映像に収められません。

タイの餌のような、口内の寄生虫の可能性があるから調べてみると

やっぱりいました。

ネオヘテロボツリウム・ヒラメがそっくりでした。



http://fishparasite.fs.a.u-tokyo.ac.jp/Neoheterobothrium-hirame/Neoheterobothrium-hirame.html



口の中に棲みついて、血を吸うらしいのです。

蛭みたいなやつなのでしょう。

それによって、ヒラメが貧血になるそうなのです。

この虫は、1990年代中頃から突如見られるようになり、

海外からの移入種ではないかと考えられているようだ。

”ネオヘテロボツリウム”は、ヒラメにとって深刻らしく、

ネット上で多くの情報をめにする。





ガバッと、捕まえて、

口を大きく開けさせて、ピンセットでつまむのが良いのか、

自然治癒を待つのが良いのか、

難しいところです。

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