ヒラメも大分落ち着いてきました。
各鰭の薄膜もきれいに修正されて一見健康体そのものに見えます。
しかしよく見ると、色々な所に小さな虫を見つけます。
ひとつは、一ミリ程度の虫で、なんとなくカブトガニみたいな外見をしています。
と言っても、相手は1mm以下ですから、ただの雰囲気ですがね。
今日、新たな寄生虫を見つけました。
ヒラメが大きなアクビをした時、口の中に赤いひらひらを見つけました。
先日食べたメバルの残骸かとも思いましたが、
なんとなく細長くてひらひらとしていました。
写真に撮りたいのですが、狙った時にアクビはしてくれないので、
映像に収められません。
タイの餌のような、口内の寄生虫の可能性があるから調べてみると
やっぱりいました。
ネオヘテロボツリウム・ヒラメがそっくりでした。
http://fishparasite.fs.a.u-tokyo.ac.jp/Neoheterobothrium-hirame/Neoheterobothrium-hirame.html
口の中に棲みついて、血を吸うらしいのです。
蛭みたいなやつなのでしょう。
それによって、ヒラメが貧血になるそうなのです。
この虫は、1990年代中頃から突如見られるようになり、
海外からの移入種ではないかと考えられているようだ。
”ネオヘテロボツリウム”は、ヒラメにとって深刻らしく、
ネット上で多くの情報をめにする。
ガバッと、捕まえて、
口を大きく開けさせて、ピンセットでつまむのが良いのか、
自然治癒を待つのが良いのか、
難しいところです。
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